【農作業】2021年 お米が出来るまで 稲こき(脱穀)作業編

稲こき脱穀タイトル 農作業

みなさんこんにちは!

おらほのぷろだくと(通称:おらぷろ)管理者のタケゾウです\(^^)/

以前、ご紹介した稲刈り後、10月下旬に干した稲の脱穀作業(稲こき)をしてきましたので、そちらのご紹介をいたします!

稲刈りの記事は下記よりご覧ください

稲こき(脱穀)とは

稲こきと言う言葉自体は、なかなか聴き慣れない言葉かもしれません。正直、私も聴き慣れない言葉でした(^^;

脱穀と言われるとしっくりくる方が多いのではないのでしょうか?

稲こき=脱穀

そもそも、稲こき(脱穀)とは
刈り取った稲の穂先から籾(もみ)を落として、籾と藁(わら)にわけます

稲を干して3週間

9月下旬に稲刈りを行ってから3週間が経過。

ハセ掛けをした稲は天日乾燥によって、すっかり水分も飛び、茎の部分や籾もカラカラに乾いていました。

刈りたて時は、きれいな色づきをしてましたが、3週間経つと色も抜けて触った感じも軽く、乾燥していることがよくわかります。

稲こき作業

お米の手前の籾(もみ)

ハセに掛けられた稲の束を外して、外した稲の束をハーベスター(脱穀機)に通して籾と藁に分けます。

脱穀された籾は、このように袋に貯められて精米される手前の状態になります。

一袋に約30Kgが収穫できます。

藁(わら)の行方

籾と藁に分けられた藁の行方ですが、約15束の藁の束を一まとめとして集めて牛農家さんへ渡します

藁は使い道は、牛のお布団となり寝藁(ねわらという物になります。

アルプスの少女ハイジのお布団にもなっていましたね^ ^

私の実家は北海道で酪農家やっています。藁を機械で丸めたロールといわれるものをよく使っていました。
地元の近くでは、小麦栽培をしているのでその藁を使用します。

ロール

まとめ

今となっては、脱穀自体は機械を使用して作業するも、お米になるまでは手間暇がかかります。

20年選手のコンバインも、いつ故障するか冷や冷やしながら作業をしたとのことでした(^^;;
故障することなく無事に終わったので、今年も新米を頂けそうです!

今回の収穫量は、1袋30Kg×100個 計 約3tの収穫量

今年の稲は、立派に育って籾も大きく例年に比べると収穫量も増えて、過去最高に近い収穫量とのこと。

収穫の一部

現在、野菜や小麦などは価格が高騰しています。
その反面、お米が……….

今年は、2年連続でお米の卸価格が下落してます。
コロナ禍もあり飲食業、外食産業などでの需要が低下したこと、20年度産のお米在庫が余っているなどのことが原因とのこと。
店頭価格も下がっているため家庭的には、安くお米を購入できるのでお財布事情には優しいお話かもしれません。全国の米生産者さんからすると、とても苦しい状況となっていることをみなさんにも知っていただきたいです。

お米はとてもおいしい食べ物です!
この機会に、たくさんお米を食べていただきたく感じます。


日本人の米離れやお米が食べられなくなるのはとても悲しいことです。

私も、お米を食べられる幸せを改めて実感できましたし、日頃からありがたく頂く気持ちを大事に、お米を食べたいともいます!

少しでもお米生産者さんの手助けになれば、幸いに思います!

みんなで、お米を美味しく食べよーーー\(^ω^)/

最後まで読んでいただきありがとうございました
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